増える引き合いに対応すべく体制強化、
より強固な信頼関係を構築
東京支店長 目崎 泰博
東京支店は本社内に位置し、関東1都6県と東北地方エリアを中心に活動しています。主な業務内容は、全国の地方自治体(市区町村役場)に向け、自社で開発したソフトウェアを中心に、地方自治体の職員様に現在抱えられている課題やお悩みを伺いながら、課題解決につながるような目指すべき情報システムを提案しております。
近年では、AIやロボットなど、最新のテクノロジーを活用した地方自治体の新しい住民サービスのあり方を提案することで、社会をより良いものへ改善し続けています
当支店は本社部門と同じフロアにあることから、他支店よりも強い連携があるように感じます。例えば、営業統括部から営業方針の指示があると、先頭を切って実行していくのが私たちの役割です。システム開発部との連携においても、お客様から開発に関する要望や問い合わせがあればすぐに相談できるので、意志決定が早くスピーディに対応できることが特色です。
管轄エリアの広さも奏功し、製品に対する引き合いが多い支店です。それに応えるべく、2022年7月には営業を2名増員し、体制強化を図りました。また、私たちの業務は、協力会社との連携が多いことから、より強い信頼関係の構築も目標の一つです。
私は2011年に中途で入社し、東京支店にて営業一筋で歩み一昨年に課長に、2022年1月に支店長に就任しました。支店長になって意識していることは、社員とのコミュニケーションと個々のスキルアップです。コミュニケーションでは課長時代から引き続き、毎日夕礼を行っています。その日にどのような活動をしたか、一人ひとりの進捗を共有し、管理する立場になっても現場感覚を磨き、的確な助言につなげています。
また、スキルアップの一環として、毎月1回勉強会を始めました。弊社は自治体に特化した会社なので、専門性を磨ける反面、ともすれば知識領域や視野が狭くなる懸念があります。勉強会では、国や世界の動きなど専門分野以外の勉強をし、視野を広めることを目的としています。さらに、毎回一人、提案書を発表する時間を設けています。それぞれがテーマを設定し、「なぜだろう」という気づきをもとに、情報収集や分析をして提案書を作成し、発表しています。テーマは仕事に関係のないことでも構いません。興味のあることに対して気づきを得て、考える。そのような思考やさまざまな知識の習得が、人としての幅を広げ、よりよい提案やソリューションを手掛ける現場で活きてくると考えます。
私は社内でも、比較的若くして支店長に就任しました。支店長になって、お客様先にあいさつに伺うと、笑みを見せながら「大丈夫なの?」と冗談のような言葉が返ってきました。冗談をも交えて応援していただけるお客様の温かさが嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。このような関係性を築けたのは、先輩たちの努力のお陰です。
弊社は、人に恵まれた会社です。私は他の会社で働いた経験があるからこそ、身に染みて感じます。温かく、人当たりのいい人が多く、そのような人が集まることから、お客様とも真摯に向き合い、普遍的な信頼関係が築かれているのではないでしょうか。その一方で、常にポジティブでチャレンジングな社風があります。良いと思うことはどんどん提案でき、個人の裁量が与えられる会社です。特に社長を筆頭に「新しいことへの挑戦」は意欲的で、それが正しいかどうか自信がなくても「とりあえず、やってみよう」という気概があります。今までの慣習や事務フローにとらわれず、抜本的に業務改革を実現できるアイデアを具体化させ、デジタル社会に貢献し続けます。