行政システム株式会社

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OTÁZKA(オタースカ)

スマートフォンを中心とした住民と自治体をつなぐ統合プラットフォーム。

OTÁZKA(オタースカ) スマートフォンのアプリの画面イメージ

システム化が求められる背景

少子高齢化が進行し、職員数の減少に伴う人手不足が深刻化しています。この傾向は今後も悪化することが見込まれており、今よりも少ない職員数で内部事務の運営及び住民サービスの質を維持向上しなければならないという課題が全ての地方自治体で存在します。

この課題の解決策として、自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現が求められています。少ない職員数をデジタル技術の活用で補い、内部事務の円滑運用と住民サービスの向上を実現させようとする考え方は、今後の地方自治体経営において重要な考え方となっております。

地方公共団体向けチャットボットであるOTÁZKA(オタースカ)は、地方自治体と住民をつなぐ統合プラットフォームとして、自治体DXに必要な機能をワンパッケージで提供することをコンセプトに開発しました。住民からの問合せや申請などの事務は、チャットボットを介して自動応対することにより、これらの事務における職員負担を大幅に軽減させる事が可能で、少子高齢化時代における新しい事務運営と住民サービスの在り方を提案します。

特徴

自治体と住民をつなぐ統合プラットフォーム

単なる質問自動応答チャットボットではなく、属性情報による各種プッシュ通知や申請手続き、窓口予約やオンライン相談など、あらゆる住民サービスのプラットフォームとして様々な機能を提供します。これにより住民は、いつでもどこでも自治体サービスを利用する事が可能です。

人工知能(AI)とLINEインターフェースを活用した自治体に特化したチャットボットサービス

システムの基本となるチャットボット機能は、人工知能(AI)を活用することで自然言語を分析し、最適解を住民に提示します。

また、幅広い世代に利用されているLINEをインターフェースとすることで、新たにアプリケーションをインストールすることなくサービスを利用することができます。

自治体でニーズの高い機能を豊富に用意、自治体DXに対応した新機能も随時提供

2018年のリリース以来、多くの自治体や団体から寄せられたご要望から自治体にてニーズの高い機能を随時開発し、実装してまいりました。これから導入される自治体は、豊富にある各種機能の中から自由に必要な機能を選択しご利用いただく事が出来ます。また、システム稼働後でも随時機能追加が可能なため、スモールスタートを希望される自治体にも最適なシステムとなっております。

質問自動応答機能は、29分野 約3,500件のQAを既に実装済み

チャットボットの基本的な機能である質問自動応答の機能は、既に他団体実績のある学習済みデータを実装した状態でご提供します。そのため、AIチャットボットの構築で最も工数のかかる学習データの整備とAI環境の学習を大幅に削減し、高い回答精度と豊富なQA件数を誇るチャットボット環境を短納期でご利用いただけます。

特定の住民に対して、必要な情報を必要なタイミングでプッシュ通知

事前に登録された年齢や性別、家族構成やお住まいの地域などの属性情報で通知送信対象者を抽出し、特定の住民に対してのみメッセージを送信することができます。この機能を使うことで必要な方に必要な情報をお届けできますので、通知の効果をより高めることができます。

書かない・書かせない窓口申請をスマートフォンで実現

各種申請の書類記載をスマートフォン上で事前に行い、最後にスマートフォンに表示されたQRコードを申請窓口で提示することで申請手続きを完了させることができます。この機能により、申請手続きをペーパーレスかつ低工数で完了できます。

①手続きを選択
②必要な情報を入力
③QRコードを発行

「おくやみ」などの各種事前確認や準備などを必要とする申請も、スマートフォンでいつでも・どこでも好きな時間と場所で申請手続きを進めることができ、住民の窓口に拘束される時間を最小限にすることができます。

各種窓口の事前予約をスマートフォンで

自治体に存在する様々な窓口の事前予約をスマートフォン上でカンタンに実行する事が可能です。新たな生活様式の一つである三密対策として、混雑抑制が自治体においても必要となっており、スマートフォンによる各種窓口の事前予約を実現することで、庁舎内の三密対策を実現させる事が可能です。

①予約する内容を選択
②予約情報を入力
③予約完了

スマートフォンの位置情報と連動した施設情報の提供と通報機能

自治体が保有している各種施設の情報をスマートフォンの位置情報と連携してGoogleマップ上に表示させることができます。住民が今いる場所から最も近い施設や設備などの位置情報をチャットボットの回答として得ることができるようになります。

また、住民から特定場所で発生している事象を連絡または通報してもらうことも可能で、公共施設の破損に関する通報などを位置情報や現場写真を添付して自治体が受け取る事も可能です。

導入のメリット

OTÁZKAは、スマートフォンを中心に住民と自治体をつなぐ統合プラットフォームとして開発され、様々な機能をご提供することができます。これから自治体DX向けた取り組みを行いたいと思われている自治体から、既にLINE公式アカウントを取得され更なるLINE利活用を希望される自治体まで、状況問わず幅広い自治体で導入する事が可能なシステムです。

また、常に自治体より寄せられるご要望から新しい機能を追加しており、導入後もその時々に併せて成長を続け、継続した自治体DX施策を強力にサポートしてまいります。