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Topics 侏儒の言葉

中学生の頃に父が一冊の本を買ってきてくれました。それが「侏儒の言葉」でした。それは文庫本で確か120円だったように記憶しています。侏儒の言葉とは、芥川龍之介が大正末期に文芸春秋に連載したアフォリズム(物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句)集の題名です。そして、その中で当時特に衝撃を受けた題目が、

「危険思想」でした。

彼、芥川龍之介はこう述べています。

「危険思想とは常識を実行に移そうとする思想である。」

ここでいう常識とは、「正しい事」もしくは「なすべきこと」と置き換えてもよいのではないかと思います。しかし大正時代の当時でさえすでに、これらをいざ実行に移すということは難しい事であり、リスクが大きかったのだろうなと思います。そして万一それを実行しようとすると、第三者から「あいつは危険だ」と後ろ指をさされたのかもしれません。

私は、正しいと思う事やなすべき事を前にしたら、単なる傍観者ではなく、実行に移していかなければならないと思っています。そういう意味で言うと、私は芥川龍之介が言うところの「危険思想」の持主になりたいと思っています。

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