こんにちは、東京支店コラム担当です。
今年も残りわずかとなりましたね。
朝晩は特に冷え込み、お布団から出るのも一苦労な季節となりました。
年末のお忙しい時期かと思いますが、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。
さて、世間ではこれから忘年会シーズンを迎えますが、
東京支店では12月の初旬、一足早く忘年会を開催しました。
2025年の締めくくりにいただいたのはこちらの料理、

フグをふんだんに使用した「てっちり」です!!
実は今回が人生初の「てっちり」でしたが、これまで食べてこなかったことを後悔するほどのおいしさでした。
「てっちり」とは、フグを主役とした鍋料理のことです。
フグの上品な旨みが、野菜や調味料によって引き立てられ、贅沢ながらも奥深い味わいを楽しむことができます。
なぜ、「てっちり」と呼ばれているのかは諸説ありますが、
「てっちり」の「てつ」は武器である「鉄砲」を意味するとされています。
フグに含まれる強力な神経毒は古くから知られており、「フグの毒に当たると命を落とす」。これを「当たると死ぬ」という点から、鉄砲に例えれるようになりました。
また、豊臣秀吉の時代から江戸時代にかけて、フグ食による中毒死が相次いだため、フグ食が禁止されていた時期がありました。
そこで、隠れてフグを食べるための隠語として「てっちり」という呼び名が浸透したともいわれています。
一般的にフグの旬は12月から2月頃であり、今の時期は最も美味しくいただける季節です。
忘年会や新年会で使用するお店に迷われているようでしたら、
この機会にフグ料理を選んでみてはいかがでしょうか。